校長あいさつ

100周年に向けて

港区立高輪台小学校 校長 森 勇人

 校長の森 勇人です。今年度もよろしくお願いいたします。令和7年度、桜が満開の中、新入生136名を迎え、高輪台小学校は、全校児童788名、25学級と特別支援学級1学級でのスタートとなりました。

 本校は、明治41年に開校し、臺町尋常小学校と大正2年開校の高輪尋常小学校が合併して、昭和10年2月、この地に東京市高輪臺尋常小学校として開校しました。校舎は、当時としては珍しい白い洋風建築の校舎でした。平成9年には、東京都選定歴史的建造物に指定されています。校歌(作詞:北原白秋 作曲:山田耕作)にも「清明海望む白き姿 ここぞ我が校」とあるように、白い外観は品川の沖を通る大きな外国船のように美しいということで、「陸の白い巨船」とも呼ばれたそうです。

 このような伝統ある本校ですが、昨年度、開校90周年を迎えました。令和6年11月16日には開校記念式典及び記念祝賀会が盛大に執り行われ、90年の歴史を振り返るとともに、次の100周年に続く決意を固めた素晴らしい機会となりました。「90周年 みんなでなかよく助け合い 100周年へレッツゴー!」の合言葉を忘れず、引き続き全校を挙げて高輪台小学校を盛り上げていきたいと考えています。

 今年度も、子どもたちにとって「高輪台小学校に通ってよかった」と思えるような教育環境を整えてまいります。そして、教職員一同、子どもの可能性を最大限に引き出し伸ばす教育を進め、子どもたちにとって、そして地域にとりましても「楽しい学校」「元気な学校」にしてまいります。これまで同様、変わらぬ御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

校舎写真